Column

2019/09/02

海外旅行へは現金よりもクレジットカードで

海外旅行をするベトナム人の60.1%が外貨を使用し、50.3%がクレジットカードを利用すると調査結果がでた。観光開発コンサルティング会社Outbox Consultingが発表した「2019年ベトナム海外旅行傾向調査」に因ると、2018年度、海外旅行の際にトラベラーズチェックを利用した回答者はわずか0.5%だという。また調査報告書によると若い世代の旅行者は現金払いを好み、世代の高い旅行者ほどカード払いなどのキャッシュレスの取引を好む傾向があるようだ。

詳しく見てみよう。1980年から1999年の間に生まれた回答者のほぼ半数(49.9%)は、海外旅行中の支払いに現金を使用すると回答した一方で、1970年以前に生まれた回答者の58.8%は、カード支払いを好む。この調査報告は、過去12か月間に海外を旅行した20〜50歳のベトナム人1,053人を対象に行われたもので、旅行先もタイ・韓国・日本・シンガポール・中国などで、ベトナム人旅行者に人気の高い目的地と判明。

ベトナム人旅行者の実に52%が単独海外旅行(個人旅行者)を好み、38%が団体パッケージツアーを選択。個人旅行者の旅先での出費は、平均500万ドン〜1000万ドン(US215$〜US430$)にのぼり、団体パッケージツアー参加者は、一人あたり平均1000万ドン〜2000万ドン(US430$〜US860$)費やす傾向があるという。加えてベトナム人観光旅行者が旅先の選定に考慮するポイントとして、物価の安さで選ぶが(60.1%)、景色の良さ(53.1%)、治安の良さ(47.9%)、ビザの有無(43.5%)、旅先での余裕のある滞在時間(40.7%)と続いた。

(ブログ筆者寸評)

近年ベトナム人の海外渡航者数は、うなぎ登り。安価な新規LCCの開設に加え、新ルート開設そして就航。国内の国際空港は、どこへ行っても長蛇の列を並ばなければならず、入出国が一仕事といった有様。まぁ、個人的な思いはさておき、ベトナム人海外旅行者のクレカ使用率の高いことに一瞬意外な感じを覚えたが、わが身を振り返れば、なるほどと得心した。

筆者自身、ベトナムから外国に出るときは、外貨とクレカを併用して使うが、主に旅先で利用するのはクレカになる。理由は、ベトナムは外国為替管理法で、外貨の持ち出し金額上限が、US5000$(またはそれ以外の同等額の外貨)と決められているのだが、ベトナムで発行されたクレカには、金額上限がないのである。このため、使い勝手の面でも安全面でも重宝する。

自身のクレカはVISAカード。日本同様、ベトナムでも大概の市中銀行がクレカ会社と業務提携しているので、銀行に預金口座があれば、直ぐにクレカの申込みが可能。しかし、昨今、一般の外国人がベトナムの銀行口座を持つことは、口座申請の際の提出書類等が増えやや煩雑になったと聞いてはいるが、現地でクレカ申請をトライしてみる価値はあるかも!

 

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