Column

2019/10/07

CoopmartとGrabが消費者に価値創造新設

スーパーマーケット国内サイゴン貿易協同組合(Coopmart)は、大手配車アプリ事業者Grab社と新たな契約を結び、買い物やモバイル決済から配達まで、テクノロジープラットフォームに関する新しい体験を消費者に提供することになった。この契約に基づき、配送サービスGrabExpressと食品配送サービスGrabFoodは、本年末からホーチミン市すべてのCoopmartチェーン及びその参加のコンビニチェーンのCo.opXtraから商品直送が可能になり、来年からは全国展開に拡大を目論んでいるという。

 Grabアプリで利用可能な仮想通貨Mocaウォレットは、Coopmart・CoopXtra・Coop Food・Coop Smiles、および系列のCheersを含むSaigon Coopの小売システム全体に導入されるもよう。このパートナーシップにより、両社の顧客の利便性が向上し、現金支払いが軽減され、小売および物流部門のデジタル化が促進されることとなる。

 Saigon Coop常任副総裁グエン・アイン・ドック氏は、技術に基づいたサービスの開発も協同組合の最優先事項のひとつであると自信を覗かせた。加えて、Grab社と協力することで、Coopmart及び系列各店舗、800以上の店舗で何百万人もの顧客に買い物をしながら、より便利で安全な商品を提供したいとしている。

 ショッピングモールと大小のコンビニエンスストアで構成されるSaigon Coopの小売システムは、43を超える州と都市のほとんどの小売セグメントを網羅し、毎日100万人以上の顧客を対応している。一方で、Grab社は現在43の省と都市で営業展開しており、数十万人のドライバー・荷主・ビジネスパートナーのネットワークを持っている。

(ブログ筆者寸評)

 この手の記事を読むたび、考えさせることがある。それは、現在のベトナムの進化の速さだ。特にアプリを媒体にした新規サービスなどへの好奇心旺盛なベトナム人の意識をくすぐるのか、即実行!配車アプリで、東南アジア個人輸送や配達代行を営むGrab社が、ベトナム大手スーパーマーケットのコープマートシステムと組み、そことそこの系列の商品を精算から配送まで一気通貫で代行。わが国、日本ではまだない動きである。

 先だって、ホーチミン在住の知人からベトナム免許を元に、その国際免許取得が可能と聞かされた。従来、国際免許証といえば、日本へ帰国した際に、最寄りの運転免許センターへ出向き、備え付けの申請書を記入し、旅券、そして手数料分の県収入印紙を別の窓口で購入し、申込み窓口へ併せて提出し、晴れて国際免許証が発行される。が、現在のベトナムでは、この一連の手続きはすべて、電子化されており所定のネットから申請し、手数料をカードで支払うと、後日国際免許証が自宅まで郵送されてくるといった塩梅だ。参考までに、ベトナム語リンクを文末へ添付しておきます。

 今、ベトナムではアプリのみならず役所の事務手続きですら順次、電子化されてきており、日本にいる日本人の想像以上の速さで進み、知らないだけで既に遅れを見せているものが多々生まれてきている事を、そろそろ真剣に考えないと、気がついたときにはあらゆる部分で日本の優位性だったものが逆転することとなるだろう。

関連サイト:https://t.ly/njwJ8

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