Column

2020/01/05

2019年度ベトナムへ海外からの送金総額

 海外ベトナム国家委員会(SCOV)副議長Luong Thanh Nghi氏が定例会議の席上次の発表した。2019年のベトナムへの海外からの送金額は、約167億米ドルで、3年連続で世界の送金受取国トップ10に入り、特にホーチミン市は、最も多く送金がなされた自治体で、推定額56億米ドルだった。Nghi副議長によると、近年、外国に住む比較的若い層のベトナム人ビジネスパーソンや留学生などが送金利用者の主軸を成しているという。

 現在海外在留ベトナム人(主に米国、カナダ、オーストラリア、ロシア、フランス、オランダ、ポーランド、スイス)は、ベトナムの約3,000社の企業に約40億米ドルを投資している。彼らのビジネスは、製造・貿易・観光・建設・金融・水産品養殖および水産物の輸出、ソフトウェア工学に分布。在外ベトナム人の投資プロジェクトとともに、彼らが送金する外貨はベトナムの経済発展を後押しする重要な資源と語る一方、今年は在外ベトナム人らが彼らの居住先国で多くの幅広い各種ビジネス並びに貿易促進イベントを展開し、ベトナム企業や、そのブランドをグローバル市場で紹介し、国家への貢献を讃え、そして2020年に、SCOVは在外ベトナム人の人的資源をさらに活用し、党と国家の政策とガイドラインを効果的に伝える努力・強化してゆくとNghi副議長は結んだ。

(ブログ筆者寸評)

 記事の中で、海外送金の主力が、海外在留ベトナム人ビジネスマンや留学生と語られているが、忘れてならない構成要因は他にもいる。それは海外で働く、ベトナム人研修生・実習生だ。彼らの数は年々、増え続けており、2019年だけでもその数は実に対前年比約17%増の凡そ13万人にのぼるだ。また留学生の送金?とさらっと書き流しているが、留学生は本来本国に住む家族などから学費や生活費などの仕送りを受ける立場のはず。留学生と言えば聞こえは良いが、実態は、この内の大部分が、勉強そっちのけの出稼ぎの労働者の要素が強いのである。そうはいえ、これら全ての送金は、ベトナムにとって貴重な外貨獲得の手段にもなっているわけで、国として彼らが海外で頑張るための何らかの支援してやって欲しいと思う。

 

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