Column

2020/01/07

ロッテ・ベトナムEコマース閉鎖を発表

     ロッテベトナムは3年前に開設したeコマースサイトlotte.vnを完全に閉鎖し、ロッテマートにオンライン小売業務を引き継ぎ務効率改善、併せてリストラを実施するもよう。2016年に立ち上げられたLotte.vnは、2020年1月20日に正式に閉鎖される予定であると、Kim Kyou Sikゼネラルディレクターは、取引先および顧客らへ発表した。今後は、ロッテマート小売スーパーマーケットチェーンを管理するロッテベトナムショッピング合資会社が、eコマース事業を引き継ぐ。引き継いだロッテマートは、ロッテマートが運営するeコマースWebサイトであるSpeedl.vnに統合予定。

   今回の再編はロッテマートの業務効率の改善に役立つと期待されており、従来の小売とオンライン小売を組み合わせる傾向に沿っていると同社は声明で述べた。ロッテマートによると、ロッテ.vnのサプライヤーとの契約におけるすべての支払い義務は2020年2月20日までに終了する予定とのこと。Lotte.vnとLotte Martはどちらも、韓国の多国籍コングロマリットであるLotte Corporationの子会社。内部統合は、ロッテが今後益々有望視されるベトナムeコマース市場を完全撤退を躊躇っていることを示している。先月、ベトナム最大の民間企業Vingroupの小売部門であるVinCommerceも、eコマースサイトAdayroi.comの閉鎖を発表したばかりだ。

(ブログ筆者寸評)

 eコマースの世界は、国を問わず先行者総取りする。日本でもヤフーや楽天、アマゾンなどがそうであるように、ベトナムも上の画像にあるようにローカル系だが、Lazada、Tiki.VN、Sendo.vnそれにShopeeなどがそれに当たる。先月eコマース市場から撤退した、VinCommerceのAdayroi.comや、今回撤収してゆくLotte.vnも母体は、小売り量販店(スーパーマーケットチェーン)からの派生であり、どうしても副業感は否めず、始めからeコマースとして販売戦略を立ち上げ持ったローカル系ECプロ集団に、まず”考え方”(店舗販売が本業・ECは副業)で遅れをとったこと、そして参入時期の出遅れが最終的に致命的となって今回の結果に至ったと考えられる。

Toui Tre抜粋要約03JAN2020

 

親日国ベトナムで、日本ブランドを展開するなら今がチャンス!