Column

2020/02/12

中越(ラオカイ・河内)国境再開

 2月8日、ベトナムと中国の税関当局が、ラオカイ北部のキムタン国際国境ゲート2号で輸出入の通関手続きを再開した。これは、先ごろ中国で発生した新しいコロナウイルスの防疫ために一時停止されていたものだ。通関再開初日に、計54台の中国からの農産物を満載したトラックがベトナムにの入国許可を与えられ、8台のベトナムからの農産物トラックが中国領に入ることが許可された。

 ベトナムは国境に、中国からのすべてのトラック用の検疫エリアを設置。滅菌後、これらのトラックは、通関手続きが行われベトナムへの輸入となる。積荷が降ろされた後、トラックは検疫エリアに運ばれ、中国のドライバーに引き渡される手順を踏む。現在も国境で通関を待ちのベトナム産農産物が3,000トン残っている。

08FEB2020 Nhan Dan要約抜粋

(ブログ筆者寸評)

 正直なところベトナムが対中国境をこれほど早く再開するとは思っても見なかった。恐らく経済的力学が強く働いた結果だろうと思う。現在、ベトナムの主要輸出品である農産物は、コロナウィスル騒ぎが起きてからといもの、中国に送れず、価格は暴落中。大通りの道端には、山積みとなったドラゴンフルーツやスイカなどが街の至るところで見られる有様。

 これは、農産品の産地から直接、農家が売りさばきに来たもので、日本人にも馴染み深いスイカの価格は場所によっては、もはや捨て値の1キロ1000ドン(約5円)の投げ売り状態だ。またベトナム国内のボランティア団体は、その様な窮状の農産品を安値で引き取り、いつも以上に老人介護施設や孤児院等の福祉施設などで食事を振る舞い、社会の一助となればと活動に勤しんでいる。

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