Column

2020/03/27

中央銀行民間ビジネス支援策策定準備

  ベトナム国家銀行(SBV)は、いくつかの政策金利を引き下げの動きは、多くの経済学者らによって、国内マクロ経済の発展と世界の金融市場の状況および迅速な措置に対応する前向きな一歩であると考えられているという。民間企業が、この困難な時期を乗り切るのに必要な支援。

利下げ

 

 Covid-19の悪化により、世界経済は現在低迷中。米国FRBは、わずか2週間で金利を0%近くまで引き下げた。FRBの動きを受けて、他の多くの中央銀行が同様の措置をとった。ベトナムSBVもまた、企業支援のために即座に金利を引き下げを追随。SBV金融政策部門の責任者であるPham Thanh Ha氏は、

 「原油価格の急激な下落によりインフレ圧力が低下し、国際市場の動向を踏まえると、SBVの決定は適切であり、特に、確固たるマクロ経済基盤によって支持されている。」

と述べた。Ha氏は続けて、

 「政策金利の引き下げにより、中央銀行は、金融機関が資金へのアクセスを必要とするときに、金融機関を支援する意欲を示している。」

と話した。

 SBV当局者によると、金利引き下げへの動きは、インフレ抑制目標と信用機関の安全を確保するためにマクロ経済的要因を比較検討した後になされたという。すでに実施されている利下げと免除のポリシーに加えて、優先産業分野への短期貸出に対する0.5%ポイントの引き下げは、企業コスト削減に役立ものとする。預金金利減少が6か月未満の場合、信用機関は、Covid-19により被害を受けた企業への支援策に関する以前のSBV政策に沿ってローン返済を再構築する条件を与えられるとのこと。SBVの動きに習い、市中商業銀行は同時に6か月未満の条件の預金の金利を大幅に引き下げ、現在の最高金利は4.75%を超えないようにしている。

成長へのサポート

 経済学者Vo Tri Thanh氏によると、預金金利の引き下げは、人々に貯金を促進。さらに、リファイナンス率の急激な低下は、SBVが低コストで資金を提供する準備ができていることを示しており、商業銀行が既存のローンを再構築し、金利を新しいローンに引き下げることを可能にすると話す。Vui Quang Tinh博士は、リスクのある株式市場と不動産市場の流動性の低さにより、銀行預金はこの状況でも適切な投資方法であるとThanh氏の意見に追随、現在レートは予想インフレ率4%を上回っているものの、預金者には依然として一定の利益を生み出していると指摘。HD銀行頭取Le Thanh Trung氏は、SBVの利下げは銀行が貸出金利を引き下げ、企業顧客により良い、より持続可能な支援を提供するのに役立つと語し、同銀行では、Covid-19の影響を受ける民間企業を精査し、適切な支援措置を講じる意向だと語った。

 この一連の利下げは、経済への低コストのローンのより強い流れへの扉を開くと期待されており、経済学者らは、そのような削減はマクロ経済の安定に大きな影響を及ぼさないが、少なからず間接的に経済成長を強化するものと述べた。Le Xuan Nghia博士によると、インフレや為替レートなどのマクロ経済の安定に影響を与える可能性のある要因は緩和中で、FRBの金利引き下げは、米ドルの価格を引き下げ、それによって為替レートへの圧力を軽減させると指摘。

 その一方で、2020年当初2か月でインフレを押し上げ要因は、主に豚肉・燃料・ヘルスケア関連の値上げなどの供給サイドからのものだった。しかし、現在需要は比較的弱いため、供給サイドの影響は、近い将来、徐々にに緩和されるとの見方が広がっている。

 このように、SBV金利引下げは需要を押し上げることを意図したものではなく、民間企業がこの困難な時期を克服してCovid-19終息後に回復を支援するように設計されたものである。

Nhan Dan 23MAR2020 抜粋要約

(ブログ筆者寸評)

 

 Covid-19の影響は健康被害以上に経済の死滅を意識させる、それほど甚大な事件と考えています。各国政府は、ポスト・コロナに対する協力な支援策を次々に打ち出して来ており、アメリカなどは邦貨にして凡そ220兆円をつぎ込む前代未聞の救済措置。我らが日本国政府も、現在、検討を重ねているとのことだが、漏れ伝わる話は、ショボいものばかり。。。大丈夫か!と不安になるレベルだが、では自分の足元であるベトナムはどうかといえば、元々国自体にはお金がない(民間にはある)ので、民間企業救済方法は、上の記事にも書いてある通り、金利の引き下げくらいのもので、その点では日本政府の対応以下で、笑っていられる場合ではない。兎にも角にも、この長く暗いトンネルを抜けないことにはその先の政策も出せないだろう。

 

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