Column

2019/10/31

米越の未来志向(24APR2005)

4月12日、米国戦艦USS Garyは越米国交回復10周年を記念しサイゴン港に寄港した。USS Garyの訪問は重要な二国間関係を特に印象づける役割を果たした。「強調したいのは両国が友人であり、パートナーであること」と駐越アメリカ大使のMichael Marine氏は戦艦上で催された会見で語った。2003年11月に初の米国軍艦が来越し、二度目は2004年7月、そして今回のUSS Garyの寄港を含め今後は米国艦船の寄港が定期化するだろうと艦長Rob Marine氏は語った。USS Garyは51発の誘導ミサイルを搭載した艦船で、このクラスとしては最大のものだ。USS Garyの乗り組み員は、市内観光の他ベトナム海軍7ゾーンの将校達を訪問し歓待を受けた。

(ブログ筆者寸評) 

 両国はベトナム戦争を戦った仇敵同士だったが、国交回復後 米越二国間関係は大過無く推移しているようだ。ロシアの太平洋艦隊がベトナム中部のカムラン湾を引き上げた後、ベトナムはどうやらそこへアメリカ艦隊を誘致したいと言う思惑が潜んでいる。単にカムラン地区の経済活性化だけでは無く、アメリカ軍が常駐することで、南沙諸島のベトナムが領有を主張する石油権益を領海拡張主義で歴史的仮想敵国である中国を牽制する働きを期待している。一方、アメリカに取っても、世界のオイル権益拡大は戦略上重要であり、仮想敵国 中国の鼻先にくさびを打つことが出きる。以前、仇敵同士の両国も今では皮肉にも共通の仮想敵国である中国を持つ事により、今後も同様な交流が益々活発に進められるであろう。中国は日本に取っても仮想敵国、日本政府はアホな中国へのODA等さっさと切り上げ、ベトナム・カムラン湾整備に今から積極的に拠出すべきだと個人的には思うのだが如何なものか。

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