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2019/08/19

Can Gio—Vung Tau間フェリー運行サービス年内開始予定!

 Can Gio地区はホーチミン市郊外にあり、Vung Tau市は、そこから約120kmの南東部Ba Ria-Vung Tau省にある人気の高い海辺のビーチリゾートだ。これまでホーチミン市運輸局、Can Gio地区人民委員会及びBa Ria-Vung Tau省運輸局が合同でルート策定計画を練り今回のフェリー運行準備を進めて来た。ホーチミン市運輸局は、同市人民委員会がこの計画を承認後、2019年にフェリーを運航するための出資者選定入札を組織すると発表。

  Can Gio—Vung Tau間は15kmの距離を約30分で結ぶ予定という。使用予定のフェリーは、長さ43.45m、重さは103tonで、350人の乗客、150台のバイク、20台の自動車等を収容可能。Can Gio地区の乗船場は従来から使われて来たTac Suatフェリー乗り場をそのまま活用。現状、ホーチミン市とVung Tau市を結ぶ陸路は年々増加する交通量から深刻な渋滞を恒常的に引き起こしており、今回のフェリー輸送が、渋滞緩和の一助となることを期待している。

(ブログ筆者寸評)

 Can Gioは、確かにホーチミン市郊外であるが、サイゴン河の支流Soai Rap川に阻まれているため、およそ20年前まではバイクと人を僅かに運べる木造の小さな渡し船を使用していた。それ以後、自動車やバスも運べるようなやや大型のフェリーが運行されている。河を渡った対岸がCan Gio地区だ。川に阻まれているため地区周辺は開発が遅れ、一面が緑の原野・湿原の様相を呈している。まさかここが大都市ホーチミンの一角かと思わせるほど未開拓地である。そんな自然豊かなCan Gioを求め、週末はピクニックがてらに涼を求め、のんびり過ごす街の人で僅かではありものの賑わいを見せている。

 現在、Can Gio橋の建設中である。全長3.4kmで川面からの最大高さは55m。総工費は、US351,300,000$。この橋の完成により、Can Gia地区の開発の促進が見込まれているだけでなく、Vung Tauを結ぶフェリー航路と共に、この地域がベトナム南東部地域の物流・観光の大きな拠点になると言われている。

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