Column

2019/11/18

ベトナム中央銀行(SBV)は偽札流通に警戒感を強める!

ベトナム旧正月(Tết)が近づくとともに市中の現金需要が増加に伴い偽札流通に関する警鐘を鳴らしている。SBVは、国民に対し現金ベースの取引で使用される紙幣の偽造を徹底的に確認することを推奨。紙幣鑑定専門家によると、偽札は、紫外線鑑定により本物とのわずかな違いを発見できるという。同専門家Nguy Nn Trí Hiếu氏は、偽札のチェック部分を熟知すれば肉眼で真贋判定も可能と述べる。たとえば、特定の角度から見ることにより、偽札は影やテキストフォントなどがぼやけており、本物のようにクリアーに印刷されてないとのこと。加えて同氏は、国境の町や県の当局に、偽札を早期に特定するためのタスクフォースを設置するよう助言、国民に偽札鑑定法など周知させるべきとも。

Tết商戦によって国内の商業活動が活発になり、国内最大の休暇前に現金需要増加に伴い、偽札需要も増加。10月から、偽札販売の広告がSNSなどで散見されるようになり、違法販売者は実際の額面の1割り程度で偽札販売している。ただ、ほとんどの取引は詐欺であることが多く、販売者は入金を確認すると雲隠れするケースが多く、現在、経済公安はオンライン販売者の広告等を注意深く監視中とのこと。ベトナム刑法では、偽札の使用や販売・譲渡を禁じている。偽札に関わり起訴された場合、その総額により最低3年から最大終身刑が科せられることになる。

(ブログ筆者寸評)

ベトナムで偽札と言えば、もはやテトが近づくこの時期の風物詩!ベトナム政府もこれまでに偽札対策の為に、この旧正月前の半年間のみ有効な高額額面の政府紙幣(50万ドン〜2000万ドン)などを発行したり、或いは紙幣印刷のインクを特殊なものに変えたり、素材を紙からプラスチック(ポリマー)紙幣に変遷してきたが、イタチごっこの域を抜けることはない。これらの偽札は、中国や流れてくると言われているが、国民に偽札の真贋を周知させることも必要だが、中国同様デジタル通貨化が答えのようにも思うがいかがだろう。

 

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