Column

2020/02/22

金地金価格またも高騰!

 2月19日朝、貴金属市場のサイゴン・ジュエリー・カンパニー(SJC)金価格は、2月18日の午後と比較して、一両辺り(約37.5g)350,000ドン(邦貨約1,653円)から400,000ドン(邦貨約1,890円)に上昇し、2月上旬に最高値に値を戻した。同日の世界金相場は、1オンス辺り15米ドル増加し、1オンス1,601.6米ドルになった。この相場は、週初めの予測であった1オンス1,600米ドルを超えて上昇し、2月18日の夜に最高レベルの1,605.6米ドル/オンスに達し、過去5週間で最高値に達した。欧米の株式市場が急落したとき、貴金属の買いが急増。米国ダウ・ジョーンズの株価指数は0.56%下落し、29,232.19ポイントに。S&P 500は0.29%減少して3,370.29ポイントになった。Euro Stoxx 50株価指数は0.43%減少して3,836.54ポイントに、FTSE 100指数は0.69%減少して7,382.01ポイントになっている。
 米国に拠点を置くiPhoneメーカーのApple社が、Covid -19の流行による混乱がその生産量と顧客需要に影響を与えるという懸念を発表した後、それに引きづられる形で株式市場は急落。Appleは、中国工場での生産が予想を下回っているため、当初の予想通り、3月末までに630〜670億米ドルに達することはできないと予測。これまで中国市場は、Apple社全体の収益の15%をもたらしてきている。Apple社に加えて、世界最大の鉱業会社BHP(オーストラリア)を含む世界最大の企業の多くも深刻な影響を受けており、一部の予測では、Covid-19の流行が依然として拡大している場合、石油、鉄鋼などの商品の需要はおそらく急激に低下すると予測している。反面、Codiv-19の制御不能な広がりの懸念により米ドルが上昇し続けたにもかかわらず、金価格はそれ以上に上昇し、世界経済に影響を及ぼしている。
Thanh nien 19FEB2020 要約抜粋
(ブログ筆者寸評)
 昔から”有事の金”と言われるように、先行き不透明感の強い新型コロナウィルスの世界的広がりの中、金価格が高騰している。ベトナム株式市場も現在はだだ下がりで、金価格だけが伸びている。この状態は、ウィスルが終息するまでは、継続するだろうが、長引けば長引くほど世界経済にも減速圧力が掛かり、悪影響を及ぼすだろう。実際、ベトナムでも中小企業などは消費の冷え込みは旧正月明けから続いており、この様な状況が2ヶ月、3ヶ月と続くとなると倒産する企業も増えてくると見られている。実際、既にローカルレストランなどは、旧正月前に施行された厳しい飲酒運転関連の法律が影響し、ビールを含むアルコール飲料の売上は激減し、そもそも外で飲むこと自体が極端に減って痛手を受けているところに今回のウィスル騒ぎ。決して安いとは言えぬ賃料を払えぬところも多く、徐々に店を閉じる動きも活発化しているという。因みに、この日、日本の金相場も田中貴金属に拠れば、グラムあたり税抜価格6,159円と最高値をつけている。

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