Column

2020/02/25

Tay Ninh省、観光事業促進遺跡修復作業加速

 南部Tay Ninh省は、より多くの観光客を引き付けることを目的として、22の歴史的遺物を今年の総費用で4,440億VN(約1,900万米ドル)で改修する予定だという。この計画は、2025年に向けて、2019年から2020年にかけて同省人民委員会によって承認された。この基金は、省予算と民間からの寄付を財源としている。

 改修される史跡には、共産党由来のベトナム南部党委員会中央局の特別国定遺跡、バウロン軍事基地、トランベン革命青年基地、アンチゲリラ戦車トンネル、リッチトラン遺跡、ベンティン古代塔、Huynh Cong Thangの墓陵や寺院などが含まれる。

 同省文化スポーツ観光局のNguyen Hong Thanh局長は、歴史的遺跡を保存し、保護するために歴史的遺跡を修復および装飾する計画で、それにより現代の若者にベトナムの伝統文化、愛国心、革命的精神教育に貢献するだろうと彼は語った。

 遺跡改修後、同省はそれらを観光地として一般に公開する。2021年から2525年にかけて、同省はさらに25の歴史的遺物を修復する予定で、これには、ゲリラ戦の名手且つ、地元の英雄で名誉の戦死をしたDuong Minhに捧げられた記念館やライトゥンゲリラの戦闘トンネル、レンヌム基地などが含まれる。

 同省には90の遺跡があり、そのうち最も重要な特別な国立遺跡がひとつ、25箇所の国家レベルの遺跡、64箇所の自治体レベルの遺跡となっている。バセン山の歴史的、文化的、観光遺跡、ジャンクションシティ軍事キャンペーン遺跡、ハインニンとターイベンの共同住宅、ライトゥン戦争トンネルなど、遺跡開発と観光開発を組み合わせた同様のプロジェクトに莫大な投資が行われることとなる。

VN News 19FEB2020 抜粋要約

(ブログ筆者寸評)

 ベトナムの至るところに抗仏戦争、抗日戦争、ベトナム戦争で戦没を遂げた兵士のメモリアルは、従来から広く造られ人々の尊敬を集めて来た。このようなメモリアルは、町を見下ろすことが出来る高台や海岸端に有って、ベトナム国家の戦死者への哀悼の誠と感謝の念が込められている強い意志を感じさせる。そこには、雑念はない。今回このTay Ninh省の事業の試みは、観光促進の一貫だという。

 国家の戦士した功労者らを見世物にすることに私は違和感があるものの、内需に観光開発で同胞集客であれば、一方で頷ける部分もある。それは抗仏戦で一女学生で有りながら何度もゲリラ線に従事し、僅か19歳という若さで絶海の孤島コンダウ島刑務所で処刑されたヴォー・テイー・サウの存在が負うところが大きい。件の刑務所跡は今日、島を訪れるベトナム人にとって巡礼の地とされ参拝に訪れるものが多く、結果的に島の観光産業に多大な貢献をもたらしている。そこを狙ってのことなのだろう。

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