Column

2020/03/06

スーパー各店割引まつり

 先週末は、COVID-19流行以来、過去数週間にわたってホーチミン市内のスーパーマーケット各店は最も忙しい週末だったかもしれない。いまのところベトナムで確認されたCOVID-19発症例の公式数は16であり、すべての患者は治癒し、すでに退院済みだが、小売流通業者は、消費者が外出自粛により買い物を控える傾向の中、売上に対する悪影響を感じている。

しかし、先週末は例外だった。ホーチミン市内各スーパーマーケットは、生鮮食料品を始めさまざまな商品を魅力的な割引価格で提供したため、久しぶりに大勢の買い物客で賑わった。例をあげるとCoopmartスーパーマーケットチェーンでは、豚肉スライスは1キロあたり28万ドン(約12米ドル)から23万8千ドン(約10米ドル)に値下げ販売。韓国産イチゴの価格は通常の39%ほど安く89,000ドン(約3.85米ドル)だった。鶏肉は、VinMartスーパーマーケットで1キロあたり109,000ドン(約4.72米ドル)から89,000ドン(3.85米ドル)と言った具合だ。一部の食料品店では、人々はレジ待ちで長い列を作らなければなりませんでしたが、商品は飛ぶように売れ、スーパーの従業員らは常に棚の補充をする有様で、いつもの活気が戻ったようだった。

Tuoi Tre 02MAR2020 抜粋要約

(ブログ筆者寸評)

 以前にも触れたが、今年に入り飲酒運転が厳格に取り締まられることになり、正月・旧正月の商材が一番動く時期に出鼻を挫かれるように鈍化して、メーカーも問屋も、小売店も例年より余剰在庫を積み上げる事となった。そして、現在のCovid-19騒ぎである。泣きっ面に蜂というか、踏んだり蹴ったりである。弊社もこの煽りを現在進行系で受けているわけで、2週間ほど前から出血大サービスの在庫一掃セールでは無いが、思い切った販促価格で、取引先に商品を卸させて貰っている。儲けよりも、現金化が今の最重要課題だ。Covid-19は未だ終息の兆しも見えないなか、早め早めのキャッシュの確保は急務なのだ。まだまだ暫くの間、以前の売上に戻すまでには多少の時間を要すると診ているが、それでも日用品をいつまでも買い控える(特に食料品等はなおさら)わけにもゆかぬので、徐々に客足は鈍いながらも戻りつつあるように思われる。

 

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